6月4週目の格言

こんにちは、トレーナーの新井です。

 

今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

今週の店舗内にあるカレンダーの格言は、「良い記憶は素晴らしいが、忘れる能力は、さらに偉大だ。」という言葉です。

 

【忘れたいのに、忘れられない記憶がある】

 

誰しも日々の生活の中で、辛かったこと、悔しかったこと、悲しかったこと、苦しかったことがあると思います。

 

人間関係、仕事、健康…。

 

頑張ったのにうまくいかなかった、信じていたのに裏切られた、傷つけられた、反対に相手を傷つけてしまい自分を責めるなど、そんな記憶はふとしたときに蘇り、心をギュッと締めつけます。

 

過去の失敗やつらい経験が頭をよぎり、足が止まりそうになる瞬間があるのではないでしょうか。

 

【ネガティブな記憶に縛られると、前に進めない】

 

人はポジティブな記憶よりも、ネガティブな記憶の方が鮮明に残ると言われています。

 

だからこそ、「あのときも結局だめだった」「また同じことを繰り返すかも」と不安になってしまうことがあります。

 

でも、その考えに心を奪われてしまうと、新しい行動が怖くなり、挑戦する意欲が削がれます。

 

【記憶を書き換える力を持っているのは、自分自身】

 

でも、安心してください。

 

人には「記憶を塗り替える力」があります。

 

辛かった過去も、「あのときがあったから、今がある」と思えるようになることができます。

 

涙を流しながら、下唇を噛みしめ、口だけは笑ってみる。

 

「つらかったけど、あぁ、あれも必要な経験だったんだな」

 

「苦しかったけど、自分なりによく頑張ってたな」

 

そんなふうに、過去をポジティブな経験に変える力が、私たちにはあります。

 

これは自分の心をごまかすのではありません。

 

【体だけじゃない。心も鍛えることが、人生をより明るくする】

 

ジムで汗をかき、筋肉を鍛えるのは本当に大切なことです。

 

でも、それと同じくらい、もしくはそれ以上に大切なのが「心を鍛えること」だと僕は思います。

 

心は見えません。

 

でも、表情、態度、選ぶ言葉、考え方と行動などの形で、心の強さは現れてきます。

 

忘れるというのは、なかったことにすることではなく、塗り替えたり、切り替えたりすることだと思います。

 

ポジティブな力強い心を持ちながら、ネガティブな記憶を柔らかく包み込んで、未来へ進む力に変えていくこと。

 

その心を育てることが、人生を前向きに、そして希望をみて明るく未来を照らすことになると思います。

 

どんなに過去に傷ついた経験があっても、今を笑顔で過ごすことを選ぶことはできます。

 

僕は、何があっても前向きに明るい未来と希望を持ちながら歩き続けます。

 

ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、やる気、勇気、元気の3つの気で、心と体、どちらも一緒に育てていきましょう(^^)/

 

 

それでは、また明日☆