こんにちは、トレーナーの新井です。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今回は、お客様からいただいたご質問「コレステロールが高いのですが、どうすればいいですか?」というテーマでお話ししたいと思います。
【検診結果にドキッとする…】
健康診断の結果を見て、「LDL(悪玉)コレステロールが高い」「総コレステロール値が基準を超えている」と指摘された方は少なくありません。
普段はあまり意識しない数値だからこそ、突然の指摘に不安を感じる方も多いです。
「運動もしてるし、そこまで不摂生してるつもりはないのに…」と、疑問や戸惑いの声もよく耳にします。
【食生活などの生活習慣の見直しが必要】
コレステロールが高くなる原因はひとつではありません。
・動物性脂肪のとりすぎ(バター、ラード、内臓系の肉なども)
・甘いお菓子やアルコールなどによる中性脂肪の増加
・慢性的なストレス
・睡眠不足、運動不足
・加齢によるホルモンの影響(とくに女性)
・体質(遺伝)
一見、健康的に見える生活をしていても、「脂質や糖質のとり方」や「夜遅くの食事」など、ちょっとした良くない習慣が積み重なって、数値に表れてくるのがコレステロールです。
【食事と習慣のバランスを整える】
まずは「脂肪を減らす」よりも「良質な脂をとる」ことを意識してみてください。
おすすめは、
・青魚(サバ、サンマ、イワシ)に含まれるEPA・DHA
・アボカドやナッツに含まれる不飽和脂肪酸
・オリーブオイルやえごま油、亜麻仁油の植物性油
逆に控えたいのは、
・マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸
・脂の多い肉類(特に加工肉:ベーコン、ソーセージなど)
・お菓子やスナック菓子に含まれる過剰な脂質と糖質
運動については「頑張った」と思えたり、汗をかくほどの強度にこだわるより、週3〜4回、30分以上の有酸素運動をベースに、筋トレを組み合わせていくことが効果的だと言われています。
そして、野菜・海藻・きのこ類などに含まれる水溶性食物繊維をしっかりとることで、余分なコレステロールを体外に排出する働きが期待できます。
【数字ではなく、習慣を整える】
基本的にコレステロールの数値は、改善するのに時間がかかります。
数値だけを気にして神経質的になるよりも、「生活のリズムが整ってきた」「食事を意識するようになった」「運動が習慣になった」といった日々の変化をみていくといいのではないでしょうか。
結果として数値が改善されて、体も心も健やかに整っていきます。
「自分は数値が悪いからダメだ」ではなく、「今より少しでも整えよう」という姿勢こそが、一番の処方箋だと思います。
焦らず、比べず、できることから一つずつ。
ということで、今日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、
やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/
それでは、また明日☆