こんにちは、トレーナーの新井です。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今回は、多くの方からいただくご質問のひとつ、「歳をとると痩せにくくなるって本当ですか?」というテーマについてお話しします。
【年齢とともに変わる体】
20代や30代の頃はちょっと運動すればすぐに体重が落ちたのに、40代以降になると「頑張ってるのに全然減らない…」と感じるという声をよくいただきます。
実際、年齢とともに基礎代謝(何もしなくても消費されるエネルギー量)はゆるやかに低下していきます。
これは、筋肉量の減少やホルモンバランスの変化、活動量の減少などが関係しています。
でも、「歳をとる=痩せられない」というわけではありません。
【昔と同じやり方が通用しない】
多くの方がやってしまいがちなのは、「若い頃と同じ方法で痩せようとする」こと。
・糖質をカットしてみる
・ひたすら有酸素運動をしてみる
・食事量をガクンと減らす
こういった方法がかえって筋肉を減らしたり、代謝をさらに落とす原因になってしまっていることが多くあると思います。
年齢を重ねた体には、「今の体に合ったやり方」が必要です。
【変化に合わせた整え方】
痩せにくくなったと感じた時こそ、「減らす」より「整える」ことを意識してほしいと思います。
ポイントは3つあります。
・筋肉を守る・増やす
→週1〜2回でもいいので、軽い筋トレや自重トレーニングなど筋力トレーニングを習慣化していく。
・食事を減らすより質を高める
→水分やたんぱく質(卵・魚・肉・大豆製品・乳製品など)をしっかり摂り、野菜など食物繊維の多い食品や発酵食品(納豆、キムチ、ヨーグルトなど)で腸内環境を整える。
・生活全体のリズムを整える
→睡眠時間をしっかり確保しながら入眠や起床時間を一定にする、日中に適度に動く、食事時間を一定にするなど生活を整える。
【年齢はハンデではなく特徴】
年齢を理由に「もう痩せられない」と諦めるのではなく、「今の自分に合ったやり方を見つけていこう」と発想を切り替えることが大切だと思います。
20代の頃のスピード感とは違うかもしれませんが、40代・50代・60代以降になっても、自分のペースでしっかり成果を出している方はたくさんいらっしゃいます。
ダイエットも健康も、「誰かのやり方」ではなく、「自分の体と心に合ったやり方」を見つけて育てていくこと。
焦らず、比べず、少しずつ整えていく。
その積み重ねこそが、リバウンドしない体づくりへの一番の近道です。
ということで、今日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、
やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/
それでは、また明日☆