6月2週目の格言

こんにちは。トレーナーの新井です。

 

今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

今週の店舗内にあるカレンダーの格言は、「怒りの鎮まるとき後悔がやってくる」です。

 

【つい感情に流されてしまう毎日】

 

私たちは日々、仕事や家庭、人間関係の中で多くのストレスを感じながら生きています。

 

・思うようにいかない状況

・誤解された言葉

・理不尽な出来事

・敬意が感じられない失礼な態度

 

イライラやモヤモヤとした気持ちになり「怒り」がふと湧き上がってきて、ついキツい言葉を返してしまったり、モノに当たってしまったり…。

 

その瞬間はスッとするかもしれませんが、時間が経って冷静になると、

 

「言いすぎたな…」

「なんであんな態度をとってしまったんだろう…」

 

そんな後悔にギュッと胸が締めつけられること、ありませんか?

 

【怒りは瞬間、後悔は持続する】

 

怒りは一瞬の感情です。

 

けれど、その一瞬の感情にまかせた行動が、信頼関係を壊したり、自分自身に対する嫌悪感を深めたりと、長く尾を引いてしまいます。

 

人は、怒りながら本音を伝えるのが得意ではありません。

 

そして、怒りの中で選んだ言葉や態度の多くは、本当の想いではなく「瞬間的な反応」であることがほとんどです。

 

本当はもっと穏やかに、もっと丁寧に、もっと優しく、自分の気持ちを伝えたかったはず。

 

そんな想いが怒りに塗りつぶされてしまうと、残るのは後悔だけです。

 

【一呼吸の余白を持つ】

 

怒りを完全になくすことはできません。

 

人間は感情の動物ですから、傷つくことや、ムッとすることがあるのは当然です。

 

でも、

 

・深呼吸を1回する

・すぐに言い返すのではなく、間を置いて話す

・「今、自分は怒っている」と心の中で自己対話をしてみる

 

この少しの余白が、反応と行動の間に選択の力を生んでくれます。

 

心の一時停止ボタンを押して、怒りに任せず、言葉や態度を選ぶ力を持つことが、私たちを人間として一段成長させてくれるはずです。

 

【後悔より、納得を選ぶ生き方へ】

 

「怒り」は、自分の中にある「傷」や「願い」や「想い」のサインでもあります。

 

怒りの奥には、「わかってほしかった」「大事にしてほしかった」などという気持ちが隠れていると思います。

 

その想いを、怒りという形ではなく、言葉として、態度として、きちんと表現できるようになると、私たちはもっと「自分らしく」生きられるようになるのではないでしょうか。

 

自分の感情をコントロールできるようになると、後悔の回数は確実に減っていきます。

 

完璧である必要はないと思います。

 

完璧にはできないのではないかと思います。

 

昨日より少しだけ穏やかに、昨日より少しだけ丁寧に、心を落ち着かせる。

 

反応的になるのではなく、自分の感情を理解して、理性的に。

 

そうやって生き方を整えていくことが、本当の意味で「前向きに生きる」ということなのだと思います。

 

怒りに支配されず、後悔に縛られず、自分の人生に「納得」と「誇り」を持てるように。

 

今日も、自分のペースで、自分らしく歩んでいきましょう。

 

と、偉そうなことを言っている僕自身がまだまだですから、自戒を込めてお伝えしました。

 

ということで、今日は以上です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、

やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/

 

 

それでは、また明日☆