こんにちは。トレーナーの新井です。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今週の店舗内にあるカレンダーの格言は、「怒りの鎮まるとき後悔がやってくる」です。
【つい感情に流されてしまう毎日】
私たちは日々、仕事や家庭、人間関係の中で多くのストレスを感じながら生きています。
・思うようにいかない状況
・誤解された言葉
・理不尽な出来事
・敬意が感じられない失礼な態度
イライラやモヤモヤとした気持ちになり「怒り」がふと湧き上がってきて、ついキツい言葉を返してしまったり、モノに当たってしまったり…。
その瞬間はスッとするかもしれませんが、時間が経って冷静になると、
「言いすぎたな…」
「なんであんな態度をとってしまったんだろう…」
そんな後悔にギュッと胸が締めつけられること、ありませんか?
【怒りは瞬間、後悔は持続する】
怒りは一瞬の感情です。
けれど、その一瞬の感情にまかせた行動が、信頼関係を壊したり、自分自身に対する嫌悪感を深めたりと、長く尾を引いてしまいます。
人は、怒りながら本音を伝えるのが得意ではありません。
そして、怒りの中で選んだ言葉や態度の多くは、本当の想いではなく「瞬間的な反応」であることがほとんどです。
本当はもっと穏やかに、もっと丁寧に、もっと優しく、自分の気持ちを伝えたかったはず。
そんな想いが怒りに塗りつぶされてしまうと、残るのは後悔だけです。
【一呼吸の余白を持つ】
怒りを完全になくすことはできません。
人間は感情の動物ですから、傷つくことや、ムッとすることがあるのは当然です。
でも、
・深呼吸を1回する
・すぐに言い返すのではなく、間を置いて話す
・「今、自分は怒っている」と心の中で自己対話をしてみる
この少しの余白が、反応と行動の間に選択の力を生んでくれます。
心の一時停止ボタンを押して、怒りに任せず、言葉や態度を選ぶ力を持つことが、私たちを人間として一段成長させてくれるはずです。
【後悔より、納得を選ぶ生き方へ】
「怒り」は、自分の中にある「傷」や「願い」や「想い」のサインでもあります。
怒りの奥には、「わかってほしかった」「大事にしてほしかった」などという気持ちが隠れていると思います。
その想いを、怒りという形ではなく、言葉として、態度として、きちんと表現できるようになると、私たちはもっと「自分らしく」生きられるようになるのではないでしょうか。
自分の感情をコントロールできるようになると、後悔の回数は確実に減っていきます。
完璧である必要はないと思います。
完璧にはできないのではないかと思います。
昨日より少しだけ穏やかに、昨日より少しだけ丁寧に、心を落ち着かせる。
反応的になるのではなく、自分の感情を理解して、理性的に。
そうやって生き方を整えていくことが、本当の意味で「前向きに生きる」ということなのだと思います。
怒りに支配されず、後悔に縛られず、自分の人生に「納得」と「誇り」を持てるように。
今日も、自分のペースで、自分らしく歩んでいきましょう。
と、偉そうなことを言っている僕自身がまだまだですから、自戒を込めてお伝えしました。
ということで、今日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、
やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/
それでは、また明日☆