「ダイエットと食後血糖値」

こんにちは、トレーナーの新井です。

 

今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

今回は「ダイエットと食後血糖値」について、わかりやすくお話ししていきます。

 

【体重だけ見ていると気づかない落とし穴】

 

多くの方が、ダイエット=体重を減らすことと捉えがちです。

 

確かに体重は分かりやすい指標ですが、それだけに目を向けていると「血糖値」という見逃せない要素をおろそかにしてしまいます。

 

食後の血糖値が急上昇すると、体脂肪がつきやすくなるだけでなく、だるさ、眠気、集中力の低下など、日常のパフォーマンスにも影響を与えることがあります。

 

そして何より、これが習慣化されると「隠れ肥満」や「インスリン抵抗性」の原因になり、将来的な糖尿病のリスクも高まります。

 

【血糖値の急上昇=太りやすい体をつくる】

 

食事の後、血糖値が急に上がると、体はそれを下げようとして「インスリン」というホルモンを大量に分泌します。

 

このインスリンは、血糖をエネルギーとして使うだけでなく、余った糖を脂肪として蓄える働きもあります。

 

つまり、血糖値の急上昇は脂肪蓄積スイッチでもあるのです。

 

また、血糖値が急激に上がったあとに急激に下がると、空腹感やイライラを感じやすくなり、間食が増えてしまうという悪循環にもつながります。

 

体重はそれほど変わっていないのに、「なぜかお腹まわりが太ってきた」「食べる量は少ないのに痩せない」と感じている方は、食後血糖値の乱高下が原因になっているかもしれません。

 

【血糖値をゆるやかにコントロールする習慣】

 

血糖値を穏やかに保つには、特別なテクニックや高価な食材やサプリはいりません。

 

日常の小さな工夫が、ダイエットと健康の両方に効果的です。

 

・食べる順番を変える

野菜→たんぱく質→炭水化物の順で食べると、血糖値の上昇がゆるやかになります。

 

・よく噛んでゆっくり食べる

早食いは血糖値の急上昇につながりますので、一口につき2030回噛むことを目安にする。

 

GI値の低い炭水化物を選ぶ

玄米、オートミール、さつまいも、全粒粉パンなど食物繊維の多い炭水化物は血糖値の上昇を抑えるのに役立ちます。

 

・糖質だけの食事を避ける

おにぎりやパンだけなどの「単品食べ」は血糖値が急上昇しやすいので、たんぱく質(おかず)や食物繊維(野菜などの副菜)と組み合わせましょう。

 

・軽い運動を取り入れる

食後に510分の散歩をするだけでも、血糖値のコントロールに効果的です。

 

【血糖値コントロールが未来の健康を守る】

 

ダイエットは「体重を落とすこと」が目的ではなく、「体を整えて、自分のペースで豊かに生きること」だと、僕は考えています。

 

食後血糖値を整えることは、痩せやすい体づくりだけでなく、気分の安定や集中力の持続、将来の生活習慣病の予防にもつながります。

 

焦らず、比べず、今日の1食、今日の1歩から始めてみてください。

 

「何を食べるか」よりも「どう食べるか」「どう付き合っていくか」。

 

その積み重ねが、あなたの未来をつくっていきます。

 

ということで、今日は以上です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、

やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/

 

 

それでは、また明日☆