「ダイエット薬ってどうですか?」

こんにちは、トレーナーの新井です。

 

今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

今回は「ダイエット薬ってどうですか?」というテーマで、僕なりの考えをお話ししたいと思います。

 

【ダイエット薬という新しい選択肢】

 

近年、テレビやネット広告、SNSなどで「飲むだけで痩せる!」というダイエット薬の情報を目にする機会が増えました。

 

実際に、医療機関で処方されるタイプの食欲抑制剤や脂肪吸収を抑える薬、市販されている漢方系の薬など、選択肢は広がっています。

 

確かに、短期間で体重が落ちる方もいらっしゃいます。

 

ダイエットがうまくいかず悩んでいる方にとって、「薬で解決できるかもしれない」という希望になるのは理解できます。

 

【リバウンドのリスクと副作用】

 

ただし、ここで一番の課題になるのが「リバウンドの可能性」です。

 

ダイエット薬で一時的に食欲を抑えたり、脂肪の吸収をブロックすることはできますが、それは「外からの力」でコントロールしているに過ぎません。

 

薬の服用をやめたとたんに、もとの生活に戻れば、当然体重も戻っていきます。

 

さらに、副作用のリスクもゼロではありません。

 

便がゆるくなる、胃腸が荒れる、眠れなくなる、イライラしやすくなるなど、人によっては体への望ましくない影響が表れることもあります。

 

根本的な生活習慣が変わっていないまま「体重だけが減った」という状態は、長期的に見るとあまり良い結果につながりません。

 

【習慣を整えることが一番の薬】

 

では、どうすればリバウンドを避け、無理なく健康的に体を整えることができるのでしょうか?

 

それは「体重という数字をゴールにするのではなく、生活習慣を整えることを目的にする」ことです。

 

ダイエットの本質は、カロリー収支のバランスと習慣の積み重ねにあります。

 

・朝昼晩、できるだけ時間を決めて食事をとる

・野菜やたんぱく質を意識的に摂る

・適度に体を動かす(ウォーキング、ストレッチ、筋トレなど)

・夜更かしをやめて睡眠時間を確保する

・水分をこまめにとる

 

こうした「当たり前のことを当たり前に続ける」ことが、結局一番リバウンドしない方法です。

 

実際、お客様の中でも「水を意識して飲むようにした」「115分だけ散歩する時間を作った」といった小さな変化から、半年かけて5kg以上落とした方もいらっしゃいます。

 

 

【あなたのリズムで整える未来へ】

 

ダイエット薬は、あくまでも補助的な選択肢のひとつでしかありません。

 

問題を解決してくれる魔法ではありません。

 

薬剤師の方から「クスリはリスク」という言葉を聞いて、なるほどな学びをいただいたことがあります。

 

医師の指導のもとで使う場合は、安全性もある程度保たれますが、「それさえ飲めば大丈夫」と思ってしまうと、生活習慣を整えるという一番大切な本質が置き去りになってしまいます。

 

短期的な変化ではなく、「自分で自分を整えられる力」を育てること。

 

今日食べたもの、今日の睡眠、今日の気分、それがすべて明日など未来をつくります。

 

「薬で痩せる」のではなく、「生活を整える」。

 

それが、僕が考えるダイエットの本当のゴールです。

 

焦らず、比べず、自分のリズムでコツコツと。

 

小さな積み重ねが、いつの間にか大きな変化を生んでいきます。

 

ということで、今日は以上です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、

やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/

 

 

それでは、また明日☆