「ダイエット中、ラーメンを食べてもいいですか?」

こんにちは、トレーナーの新井です。

 

今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

今回は、多くの方からいただく質問のひとつ

「ダイエット中、ラーメンを食べてもいいですか?」

というテーマについてお話ししたいと思います。

 

【ラーメンはダイエットの敵?】

 

ダイエットといえば、「ラーメンNG」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

 

ラーメンは炭水化物(麺)+脂質(スープ)+塩分の組み合わせで、「太る食べ物」として語られることが多いのも事実です。

 

さらに、深夜に食べがち、スープを全部飲みがちなど、太るリスクが高そうに見えるのもわかります。

 

でも、ここでお伝えしたいのは、「ダイエット中にラーメンを食べたらダメ」という考え方そのものが、実は落とし穴になっているということです。

 

【食べてはいけない思考がダイエットを失敗に導く】

 

「これは食べてはいけない」「あれもダメ」という考え方は、一見ストイックで正しいように見えますが、継続するのがとても難しい方法です。

 

そして、我慢して我慢して…

 

ついに爆発して食べてしまう。

 

その結果、「食べてしまった…自分はダメだ」と自己嫌悪に陥って、そこからやる気を失ってしまう。

 

これが多くの人がハマるダイエットの“負のループ”です。

 

「食べてはいけない」という発想は、もはや食の宗教のようなもの。

 

それでは健やかな生活も、長期的な成功も望めません。

 

だからこそ、白黒つけるのではなく、グレーゾーンで上手に付き合う視点が必要です。

 

【ラーメンを悪者にしない「付き合い方」を工夫する】

 

僕の答えはとてもシンプルです。

 

「ラーメンを食べてもいいです!」

 

ただし、食べ方にはちょっとした工夫が必要です。

 

・空腹状態で一気に食べない(血糖値が急上昇する)

 

・できれば昼食、遅くても夕食の早い時間帯に食べる

 

・スープは残す(塩分・脂質を抑える)

 

・野菜を一緒に食べる(食物繊維で吸収を緩やかに)

 

・週に何回食べるか、自分で上限を決めておく

 

「食べること」そのものが問題ではなく、「どう食べるか」「どのくらいの頻度で食べるか」が重要なんです。

 

ラーメンを楽しむことがモチベーションにつながるなら、それはむしろダイエットの味方だと思っています。

 

【我慢ではなく、選ぶ力を育てていく】

 

ダイエットとは、「痩せるための一時的な戦い」ではありません。

 

「自分の体と一生付き合っていくための習慣づくり」です。

 

だからこそ、「これは食べていい・悪い」ではなく、「どうやって取り入れたらいいか」という視点を持つことがとても大切です。

 

僕がいつもお伝えしているのは、「食べてはいけないものはない」という考え方。

 

ラーメンも、ケーキも、揚げ物も、全部「楽しむ食事」のひとつ。

 

肉体的な健康だけではなく、精神的健康や社会的健康の視点ももつことです。

 

生きていくうえで欠かせない食事を、体を整えながら楽しんで「自分の意思で選べるようになること」が、最終的なゴールです。

 

「あなたの中で“食べてはいけない”」と感じているものは何ですか?

 

まずはそれを紙に書き出して、少しずつ付き合い方を見直してみるといいかもしれません。

 

焦らず、比べず、自分のリズムで、好きなものと上手に付き合いながら進んでいきましょう。

 

ということで、今日は以上です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、

やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/

 

 

それでは、また明日☆