こんにちは、トレーナーの新井です。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今回は、お客様からよくいただく質問のひとつ「ブロッコリーが嫌いだけど、ダイエットできますか?」というテーマでお話ししたいと思います。
ブロッコリは、ダイエットや筋トレ中の定番食材としてよく紹介されますよね。
低カロリーで低糖質、野菜の中でも比較的タンパク質が多く含まれて、食物繊維が豊富で満腹感を持続させ、腸内環境を整えて便通改善にも役立つ。
ビタミンB群、ビタミンC、カリウムが豊富で、エネルギー代謝や疲労回復、むくみ予防改善。
スルフォラファンが抗酸化作用や脂肪の蓄積を抑制効果がある。
こうした背景から、ネットやSNSなどでダイエットや筋トレに食べるべき食材として紹介され「食べないといけない」といった印象を持っている方も少なくないかもしれません。
ですが「特定の食材を食べれば痩せられる」という考え方は、ダイエットにおいてあまり現実的ではありません。
ブロッコリーが嫌いで無理して食べてストレスになってしまったり、他の食材を食べなくなってしまったりするのは本末転倒です。
ダイエットでよくある失敗パターンのひとつが、「〇〇だけダイエット」「〇〇を食べれば痩せる」といった偏った食事法です。
こうした極端な方法は、考えるストレスが少なく、一時的に体重が落ちることもありますが、長続きせずリバウンドのリスクが高いです。
と、前置きが長くなりましたが「ブロッコリーが嫌いだけど、ダイエットできますか?」に対する僕の答えはシンプルです。
当然「ブロッコリーが嫌いでもダイエットはできます!」
ダイエットの基本は、「適切に食べる」「適度に動く」「しっかり休む」という、当たり前のことを当たり前に続けること。
ブロッコリーの代わりになる食材はたくさんあります。
食物繊維やビタミンを摂るなら、小松菜やチンゲンサイ、ピーマン、キャベツ、きのこ類、海藻類など他の様々な食品で十分カバーできます。
たんぱく質なら、卵や乳製品、豆腐や納豆などの大豆製品、肉類、魚など、さまざまな選択肢があります。
栄養素は一つの食材にこだわる必要はなく「自分が美味しく食べられる食材の中で、バランスよく取り入れること」が大切です。
昔は一日30品目という食生活指針がありましたが、それは非科学的な数値目標で30品目はハードルが高いのでなくなりましたが、本質的ではあると思います。
食材それぞれに有用な栄養素が含まれているので、様々な食材を取り入れて、バランスの良い食生活を送りましょうということです。
「好きなものを我慢する」「嫌いなものを無理して食べる」といったストレスの多い食生活は、ダイエットの敵です。
ブロッコリーは値段が安くないので、買い物のストレスにもなる方もいると思います。
続かない方法では、どんなに理論的に正しくても意味がありません。
机上の正論と実生活の正しさは違います。
だからこそ、自分の好みやライフスタイルに合わせて「できることから始める」「自分が続けられる形にする」ことが重要です。
ブロッコリーが嫌いなら無理して食べる必要はありません。
大切なのは、「ブロッコリーを食べているから」ではなく「比較的に全体として栄養バランスが整っているから」健康的に痩せやすいということ。
痩せやすいからといって、「それを食べないと痩せない」というわけではありません。
ダイエットはパズルのようなものです。ピースは色んな形があっていいし、誰かの正解が自分の正解になるとは限りません。
ブロッコリーがそのピースの一つにならないことも、まったく問題ないのです。
ダイエットの基本は、「適切に食べる」「適度に動く」「しっかり休む」という、当たり前のことを当たり前に続けることです。
焦らず、比べず、自分のペースで、一緒に頑張っていきましょう。
ということで、今日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、
やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/
それでは、また明日☆