こんにちは、トレーナーの新井です。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今回は「ダイエットでたんぱく質の必要性」についてお話しします。
ダイエットといえば、「食事を減らす」「運動を増やす」というイメージが強いですよね。
中には、とにかくカロリーを減らすことばかりに意識が向き、「お米を減らす」「脂を控える」「間食を我慢する」などを頑張っている方も多いと思います。
ただ、その過程で見落とされがちなのが「たんぱく質の摂取」です。
体重は落ちているのに、なんだか疲れやすくなったり、肌や髪のハリがなくなったり、筋力や代謝が落ちたと感じてしまうこと、ありませんか?
もしかしたら、それは「たんぱく質不足」が原因かもしれません。
たんぱく質は、筋肉や内臓、皮膚、髪、爪、さらにはホルモンや酵素などの材料となる、私たちの体にとって非常に重要な栄養素です。
特にダイエット中は、摂取カロリーが減ることで筋肉量が落ちやすくなり、基礎代謝も下がりやすいです。
その結果、痩せにくくなったり、リバウンドのリスクが高くなったりします。
「カロリーに気を付けているのに痩せない」「体重は落ちているけど、引き締まらない」などと感じる場合は、たんぱく質不足で筋肉が減ってしまっている可能性があります。
まずは、1日にどれくらいたんぱく質が必要なのか、目安を知っておくことが大切です。
一般的に、健康的なダイエットをする方であれば「体重1kgあたり1.0~1.5gのたんぱく質が目標」とされています。
※国民全体の健康維持と生活習慣病予防を目的とした「日本人の食事摂取基準」が推奨するたんぱく質量は、18~49歳では13~20%エネルギー、50~64歳では14~20%エネルギー、65歳以上では15~20%エネルギーですので、ダイエット目的とは違った数値です。
たとえば、健康的なダイエットを目的とする方の体重が60kgの場合、一日あたり60~90gのたんぱく質が目安になります。
よく食べる食材のたんぱく質量は以下です。
卵1個(約6g)
納豆1パック(約7g)
肉類100g(約20g)
ヨーグルト100g(約4g)
豆腐半丁(約10g)
こうして見ると、一日に必要な量を摂るのはなかなか大変だと気付かれるのではないでしょうか。
毎食にたんぱく質源をしっかりと組み込むことが必要になりますよね。
たんぱく質の摂取を習慣にするためには、主食・主菜・副菜を意識して揃えることがポイントです。
時間がない時は、サプリメントのプロテインドリンク、スーパーやコンビニなどで売っているサラダチキや茹で卵などを活用するのもおすすめです。
たんぱく質をしっかり摂って、筋肉を落とさずにダイエットができれば、代謝が維持され、体は引き締まり、見た目の印象も大きく変わります。
血糖値の安定や満腹感の持続など、たんぱく質には体のバランスを整える力もあります。
ダイエットは「体重を減らすこと」が目的ではなく、「健康的に引き締まった体になること」や「日々を軽やかに過ごせるようになること」が本当のゴールだと、僕は思います。
そのためにも、たんぱく質はダイエットの土台を支える重要な栄養素です。
通われているお客様の中に「たんぱく質を意識し始めてから疲れにくくなった」とおっしゃっていただく方も少なくないです。
食事を減らすのではなく、栄養を整える。
焦らず、比べず、自分の体と向き合いながら、続けていきましょう。
ということで、今日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、
やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/
それでは、また明日☆