「超加工食品」について

こんにちは、トレーナーの新井です。

 

今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

今回は「超加工食品」について、健康とダイエットの視点から一緒に考えてみたいと思います。

 

コンビニやスーパーに並ぶ、おにぎり、菓子パン、カップ麺、冷凍食品、スナック菓子、清涼飲料水など、これらはすべて「超加工食品(Ultra-Processed Food)」と呼ばれます。

 

「超加工食品」とは、食品添加物や精製原料を多用し、工場で複雑な加工を経て作られた食品のことです。

 

これらは、忙しい毎日の中では手軽で便利な選択肢として欠かせない存在ですよね。

 

超加工食品の最大のメリットは、調理の手間がかからず、保存が効き、どこでも誰でもすぐに食べられることです。

 

価格も比較的安く、味も濃いめで美味しいと感じやすく、忙しい現代人のライフスタイルにマッチしています。

 

栄養補助食品やプロテインバーなど、ダイエットを意識した「機能性超加工食品」も増えています。

 

しかし、ここには見落とされがちな問題点もあります。

 

超加工食品は、精製された小麦粉や油脂、砂糖、香料、乳化剤、保存料など、多くの食品添加物や加工原料を組み合わせてつくられています。

 

そのため、栄養素のバランスが極端に偏りやすく、美味しく感じて中毒性があり、食べ過ぎにつながりやすい設計になっているのです。

 

特に、精製された糖質や脂質が多く使われていることが、満腹感の欠如や食欲のコントロールの難しさにつながります。

 

実際、2023年に発表された世界的な研究でも、超加工食品の摂取量が多い人ほど、肥満、2型糖尿病、心血管疾患、うつ症状のリスクが高まる傾向があると報告されています。

 

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

超加工食品を「悪」決めつけて、完全に排除する必要はないと思います。

 

大切なのは割合と意識のバランスです。

 

1日の食事のうち、78割は自然に近い食材(たとえば野菜、魚、肉、卵、大豆製品、米など)をベースにして、残りの23割を便利な食品で補う。

 

これくらいの比率を意識するだけでも、健康やダイエットへの影響は大きく変わってきます。

 

今やこれからの時代、忙しい生活のなかで食の便利さは必要不可欠です。

 

ただ、それに頼りすぎることで、本来の体の感覚や栄養のバランスが崩れてしまっては本末転倒です。

 

だからこそ、便利だけどなるべく減らしたり、疲れた日は使ってもいいけど、習慣にはしないなど。

 

そんな柔らかいルールを自分なりに持つことが、無理なく、でも確実に体を整える鍵になると思います。

 

食べ方は、生き方に近いものがあると僕は思います。

 

極端な考え方や制限を掛けるのではなく、自分に合ったスタイルで心地よく続けていくことが大事だと思います。

 

ということで、今日は以上です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、

やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/

 

 

それでは、また明日☆