こんにちは、トレーナーの新井です。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今回は「改めて、糖質制限ダイエットってどうですか?」というテーマでお話しします。
いまだに人気の高い糖質制限ダイエット。
ごはんやパン、麺類などをできるだけ控えて、たんぱく質や脂質を中心に食べる食事法です。
確かに、一時的に体重がスッと落ちやすいという特徴があります。
その理由のひとつは、糖質を減らすと体内の水分が減るからです。糖質は体内で水分と結びつく性質があるため、制限すると体の中の水分量が一時的に減り、体重が軽くなるというわけです。
また、糖質が少ないとインスリンというホルモンの分泌が抑えられ、脂肪が蓄積されにくくなるという理屈もあります。
ただ、ここで立ち止まって考えたいのが、糖質制限はもともと治療目的から始まった食事法という点です。
重度の肥満や糖尿病、またはてんかんの発作を抑えるために開発されたケトジェニックダイエットという医療的な食事法がルーツにあります。
この方法は、極端に糖質を抑え、脂質とたんぱく質を中心にした食事でエネルギーを確保するもので、専門家の管理下でおこなわれるものです。
一方で、一般の方が糖質制限=健康的で痩せる方法として真似をすると、栄養のバランスが偏ったり、リバウンドのリスクが高くなる可能性があります。
さらに、ごはんやパン、フルーツなどを避け続けることで、食事が楽しめなくなったり、人との食事の場でストレスを感じたりするケースも少なくありません。
糖質は本来、体や脳にとって大切なエネルギー源で、必要不可欠な栄養素です。
完全にカットする必要はなく、管理する意識が大切だと僕は思います。
たとえば、夜遅くのごはんは少なめにする。
甘いお菓子は週に1〜2回、楽しみとして食べる。
パンよりもおにぎりの方が満足感が高く、食べ過ぎを防げる場合もあります。
「どれだけ制限するか」ではなく「どのように付き合っていくか」
それを自分なりに考えていくことが、長く続くダイエットの土台になると思います。
糖質は悪者ではありません。
体と心のエネルギーになる、大切な栄養素です。
情報に振り回されずに、焦らず、比べず、自分に合った食べ方を少しずつ見つけていくことが大切だと思います。
ということで、今日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、
やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/
それでは、また明日☆