「人は太るようにデザインされている」

こんにちは、トレーナーの新井です。

 

今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

今日は「人は太るようにデザインされている」というテーマでお話しします。

 

ダイエットに取り組んでいると、「どうしても痩せない」「頑張っているのに体重が減らない」と悩むことがありますよね。

 

これには、人間の体の進化的な背景が深く関係しています。

 

私たち人間は、進化の過程で太りやすい体を持つようにデザインされているのです。

 

狩猟採集時代の人類は、食べ物を手に入れるのが非常に困難で、食べられるときにエネルギーを蓄えておくことが生き残るために必要でした。

※食べ物の恨みは怖いのは、このことから理解できるかもしれませんね。

 

体脂肪は、飢餓状態に備えてエネルギーを蓄える仕組みとして進化したのです。

 

この仕組みが食べ物が豊富な原題でも残っており、エネルギーを必要以上に蓄積してしまうのです。

 

私たちは自然と太りやすい本能と体を持っているので、ダイエットをする際に意志力だけで自分を制御するのは非常に難しいのです。

 

これ以上食べないようにしよう、運動を続けようなどと決めても、体がエネルギーを蓄えたがるため、ついつい食べ過ぎてしまったり、運動が続かなかったりします。

 

コントロールが出来ない意志力で頑張ろうとするのではなく、自然に続けられる環境を整えて、自分の行動を仕組み化することが重要です。

 

仕組み化と言っても難しく考える必要はありません。

 

日々の小さな工夫の積み重ねで、体が太りにくくなるような環境を作っていくことです。

 

朝食と昼食、昼食と夕食の間は45時間を目安にするなど、1日の食事のタイミングを整えて、空腹感や過食を防ぐようにする。

 

毎食前にコップ1杯の水を飲むようにしたり、30回くらい噛むようにしたり、料理を小皿に盛って食事の量を調整するなどして食べ過ぎを防ぐ。

 

買うものを決めてから買い物に行ったり、お腹が空いている時に買い物に行かないようにして、余計なものを買わないようにする。

 

甘い物をなんとなく買うのではなく、迷うなら買わないで迷わないほど欲しかったら買うとマイルールを決める。

 

トレーナーとコミュニケーションをして、ダイエットに対する意識を高めたり、自分のモチベーションを上げる。

 

などなど。

 

私たちの体は太りやすい仕組みを持っているため、意志力だけでダイエットを続けるのは非常に難しいです。

 

やる気や気合と根性といった意志力で乗り切るのではなく、続けられる環境を作ることに焦点を当て、少しずつ体の仕組みを理解して、うまく活かしていきましょう。

 

ということで、今日は以上です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

ポジティブ、パッション、パワーの3つのPと、

やる気、勇気、元気の3つの気で、今日もお互いに頑張りましょう(^^)/

 

 

それでは、また明日☆